「きずな相談室」は、藤沢市にあるNPO法人湘南ライフサポート・きずなが運営する相談室およびシェルターです。この団体は、第9期の市民社会チャレンジ基金の助成団体でもあり、今回お話を伺う機会を得ました。

2015年4月より生活困窮者自立支援法が施行されたことに伴い、これまで、ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法を踏まえて実施されていた県の委託事業が終了となり、ホームレスのシェルターは一時生活支援事業の制度に移行しました。これは各自治体の任意事業であるため、「きずな相談室」のある藤沢市では実施されておらず、きずなで委託を受けていたシェルターは無料定額宿泊所として再スタートしたそうです。

ここの利用者の多くは、女性・家族です。路上生活者だけではなく、さまざまな理由で生活困難を抱えた人の相談を受け、住まう場所を提供し、新しい生活をスタートさせられるよう支援をしています。 一人の人が抱える困難は複雑で、横断的な支援が求められますが、専門にこだわらないことが「専門」のきずなのスタッフが、専門機関や制度につないでいます。とはいえ、県からの委託費1500万円がなくなったことで資金的には厳しい状況とのことです。

また、近隣自治体や民間団体との連携の必要性は高く、先進的に取組むためにも県に求めていきたいとのこと。様々なニーズに対応する先進的な事業として応援していきたいです。